令和7年度 熱中症予防の普及啓発・注意喚起について

令和7年度 熱中症予防の普及啓発・注意喚起について

 茨城県産業戦略部より、熱中症要望についてのお知らせです。

 近年、熱中症による救急搬送者、死亡者数は増加傾向が続いており、昨年は全国で97,578人、本県でも2,441人の方が、熱中症により救急搬送されました。
 一方、熱中症は、適切な予防や対処が実施されれば、熱中症による死亡や重症化は防ぐことができるものであり、県では、市町村等とも連携して、県民の健康を守るため、全県的な周知やイベント・スポーツ会場、県有施設等での広報を行い、漏れがないようあらゆる機会を通じた周知や声掛けを徹底することとしております。
 過去数年の救急搬送患者数の分布を見ると、搬送数のピークが、まず暑さに慣れていない梅雨明けの時期に到来すると予想されます。
 県では、市町村等とも連携して、県民の健康を守るため、全県的な周知やイベント・スポーツ会場、県有施設等での広報を行い、漏れがないようあらゆる機会を通じた周知や声掛けを徹底することとしております。

 

 

 

【参考1】熱中症対策で心がけるべきこと
 熱中症の患者数は増加傾向にあり、暑さそのものも以前と比べて変わっています。生命にも関わることもある熱中症については、今までどおりの対策では危ないと、改めて周囲の方へ声を掛け合って注意喚起するなどが大切です。
 熱中症になりかかると意識がもうろうとして、暑さを感じにくくなり、正常な判断ができなくなります。体調を良く把握し、特に暑くなる日はできる限り外出や運動を避け、自宅で過ごす際も快適な室温に設定してエアコンを使用するなど、前もって対策を取り、御自身や御家族、御友人などの健康を守ってください。

 1  熱中症への意識そのものを変えること。
 2  こまめに水分、塩分、休憩をとること。
 3  適度にエアコンなどを使用し快適に過ごせる環境をつくること。
 4  体調をよく把握して無理をしないこと。
 5  天気予報などをよくチェックすること。

【参考2】熱中症の予防や対策の普及啓発に活用いただける資料等

1 Webサイト等
 (1) 熱中症予防情報サイト
   気温や湿度等から計算した熱中症の危険度を表す情報を地図で閲覧できます。
   また、メールでの配信サービス等も提供されています。
   
   
https://www.wbgt.env.go.jp/

 (2) 茨城県ホームページ「梅雨明け注意!熱中症に気をつけましょう!」
   県内の救急搬送患者数や関連資料等をまとめたWebページになります。
   
   https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/koso/iji/koso/kennkoukikikanri/kenkoukikikanri.html

 (3) 茨城県ホームページ「救急電話相談」
   救急車を呼ぶか迷った際に、相談できる電話窓口についての案内です。
   
   https://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/kenmin/life/hoken/isei/01/isei-001.html